教室へご参加くださった方々の *おうちでも作ってみたよ! パリブレスト応用編*
次回はハート形パリブレストに挑戦します!とおっしゃって以前シュークリームのお写真を送ってくださったNatsukiさん。
今回はあっと驚くグッドアイデア賞の数字の形の大きなシュークリームご制作のお写真を送ってくださいました〜
焦げ茶の毛並みがぴかぴかのちょっと人見知りワンちゃんKojiroくんのお誕生日のお祝いに作ったそうです。
以下頂いたお写真とコメントをそのまま掲載させていただきます。
『先日、うちの犬の6歳の誕生日ケーキとして6の形のシュークリームを作ってみました。
今回で2度目のシュークリーム作り。
シューの厚みを半分に切るという緊張する作業も無事に終わり、気が緩んだのか危うく仕上げに使うウィッピングクリームも全部カスタードと一緒に混ぜるところでした。
夕食後はささやかなお誕生日会をし、”6”のシュークリームはあっという間に全部なくなりました^^。
Reikoさん、今回もまたよい思い出ができましたよ!
どうもありがとうございました♪』
教室でご紹介したお菓子がオリジナリティー溢れた作品に変身、見ていても楽しいですね!以前ポテトサラダ入りのシューを作ってくださった方もいらっしゃったのを思い出します。
お誕生日に数字の形のシュークリーム、皆様もトライしてみてはいかがでしょう?
折り込みパイ生地でりんごのパイ
窓を開け放てば夏でも涼しく爽やかな風が吹き渡る我が家。エアコンは全く必要ありません。
外は晴れると日差しが肌に刺すような強さですが、日陰に入れば涼しくて過ごしやすいバンクーバーの夏です。夏バテってのがないから食欲が減退しないので食べてばかり、冬は冬でいつも雨で外出がおっくうになり運動不足でまた食べて。じゃあいつ痩せるの〜
食欲旺盛な我が家の男どものためにバターたっぷりの折り込みパイ生地を作りました。
生地作りはちょっと手間とテクニックがいりますが、手作りのパイ生地で作った焼きたてのパイを食べる幸せは、、、言葉になりません。
作った生地を何に仕立てようか悩んだ結果、子供達の大好きなりんごを使ったパイを作る事にしました。
バニラの香りいっぱいのりんごのキャラメリゼをパイ生地で包んでーーー
オーブンに入れたら夕飯を食べながら待ちます。
ときどき焼き具合を確かめるためにテーブルとキッチンを行ったり来たり。食事よりオーブンの中のパイの方が気になって仕方ありません。
さてさて、そうこうしているうちにこんがり焼き上がりました〜。
まだパイの中のりんごから湯気が上がってますが早速切って食後のデザートにいただきましょう♪
さくさくの黄金色のパイとまだ温かいジューシーなりんごのソテー。我が家では子供も大人も大好物のお菓子です。
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黒い森のさくらんぼケーキ
先日作ったさくらんぼのタルトに続いてさくらんぼのお菓子第2弾!としてドイツ生まれのお菓子を作りました。
ドイツ南西部に広がる森林地帯Schwarzwald、黒い森。この黒い森をイメージして、チョコレート生地とさくらんぼのコンポート、風味漬けには特産品であるキルシュを使い、デコレーションには黒い森を模してチョコレートコポーを飾った有名なお菓子があります。ドイツ語名はShwarzwälder Kirshtorte (シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ)、後にフランスに渡りフランスではForêt-Noire (フォレ・ノワール)と呼ばれています。
B.C.チェリーのシーズン真っ盛りの今だからこそ作りたいこのお菓子、さくらんぼの下ごしらえに二日をかけて制作しました。
まずは主役のさくらんぼ。
さくらんぼのタルトを作った時は種を取らずに丸ごと入れて使いましたが今回は種を除き、さくらんぼから作られた蒸留酒キルシュを使って洋酒漬けを作っていきます。
できたキルシュ漬けをそのまま一晩置いて次の日。これを煮なおしてとろみをつけます。
キルシュとさくらんぼの相性がいいのは当然なんですが、ここ地元で採れた新鮮なさくらんぼを使って作ったこのコンポート、何て美味しいんでしょう。。。
さて、ケーキ生地はパート・ダマンドを使ってしっとりきめ細かく焼き上げる私の大好きな生地。
昨日のうちに焼き上げておきました。
これにキルシュのたっぷり入ったシロップをうってコンポートとクリームを2段にわたって挟みーーー
クリームとさくらんぼ、チョコレートコポーで仕上げて完成!
キルシュ好きの私にはたまらないお菓子です。
最近は伝統的なレシピをアレンジしたモダンなフォレ・ノワールもいろいろなバージョンでパリの店頭に並んでいます。それも素敵で美味しいですが、私はドイツのトラディショナルなのがやはり一番心落ち着きます。伝統菓子の醍醐味はそこにあるのではないでしょうか。かつてドイツ在住中には何度も食べたので私にとってとても思い出深いお菓子でもあります。
ところで我が家は子供用、大人用と食べ物を区別せずに子供のうちから大人と同じものを食べさせて本物の味覚を学ばせていきたい、という方針なのでうちのTくんもCくんもいつも洋酒入りのお菓子を食べます。よって今日も子供達はこのキルシュ香るサクランボのケーキを食べる食べる!
さくらんぼのコンポートの爽やかで大人な風味とチョコレート生地のほろ苦さ、甘さ控えめのクリームの織りなすハーモニーが美味しいケーキです。
伝統菓子は何代にも渡っていつまでも受け継がれる大きな理由があります。奇をてらわずオリジナルに忠実に再現することでそれを改めて学ぶような気がします。
教室へご参加くださった方々の *おうちでも作ってみたよ! パリブレスト&ロールケーキ*
ここのところずっと夏らしいお天気が続いていましたが、昨日の日曜日は雨。
午前中からだんだんと雨雲が厚くなってお昼前から降り出した雨は一日中続き、時折雷も鳴っていました。ピザパーティーが始まった夕暮れ時には雨はやんで夜には夕焼けに染まったピンク色の雲が。
さて、5月・6月に開催されたパリブレストの教室に初参加してくださったMMさん。お菓子作りご経験者でシュー生地やクレーム・パティシエールも以前ご自分でお作りになった事があるだけあって教室でも手慣れたご様子でした。
初参加のクラスで緊張もあったのでしょうか、物静かな方かな?と思ったのですが、その後のロールケーキのリピート教室へご参加のときには笑いや冗談が盛りだくさん!
こちらのコーナーにご登場の際のニックネームも他にちょっと奇抜な候補があったのですが、その名ではカナディアンの男性かと思われるからという事でやめになさいました。笑
それでは以下MMさんからいただいたお写真とコメントをご紹介いたします。
『パリブレスト、手順がなかなか多かったので、一人で作るのはとても緊張しました!
二つ出来た方の一つは友達にあげたのですが、こんなの食べた事ない!とみんな喜んでもらえてとても嬉しかったです。
残りの生地でプチシュークリームも作ったのですが、写真を撮る前に主人に全部食べられてしまいました。(笑)
ロールケーキも大変好評でした。
ロールケーキ、教室で作った時にラム酒を入れすぎたのですが、けっこう大人の味で主人はとても気に入っていました。
失敗もしてみるものですね。
家ではイチゴジャムを使って作ってみました!
市販のジャムを使ったせいか、クリームが少し甘かったので次はReikoさんのように自家製ジャムで作ってみたいです。』
MMさ〜ん、お仕事でお忙しい中お写真とコメントを本当にどうもありがとうございました!
今度は抹茶のロールケーキを作るご予定ですね、またご報告お待ちしておりますよ〜。
今宵はピザパーティー♪
本日お誕生日のお祝いとの事でフレジエ制作のご依頼がありました。
いちごも今が最盛期、それをたっぷり使ってその他今一番美味しいサクランボやブルーベリー、ラズベリーといった果物、それからパート・ダマンドで作った森の仲間達も加わり、真夏のビビッドなケーキに仕上げました。
微力ながらお誕生日パーティーのお手伝い、皆様に喜んでもらえましたでしょうか。。。
さて、旦那さんは今日はお仕事がお休み。朝からいそいそと今晩のピザパーティーのためにピザ生地作りを始めました。
旦那さんのお父さんはかつてピザレストランを持っていたイタリア人。だから旦那さんもピザとなるといつもにまして大張り切りです。
うちのイタリア料理好きの両親も旦那さんのピザが大好き。
本日はお子様達もご招待してのパーティーなので、お子様用という事でツナとコーンマヨネーズのピザも私からリクエストさせてもらいました。私もうちの子供も好きなんだなこれが
生地は午前中のうちにこね上がっていましたが、ピザはもちろんお客様達がいらしてから支度を始めてものの1時間程で、ざっと8種類ものピザを焼き上げてくれました〜!全種類食べたいけど食べきれないね
ちょっと変わり種はマスカルポーネチーズとレモンのマリネを使ったものや、ダックコンフィを使ったもの。
ベランダで旦那さんがせっせと育てているフレッシュハーブやサラダ菜も沢山使いました。
いつもはピザも含めて洋食は全然食べてくれないうちのTくんも他のキッズにつられてもりもり沢山食べました。
大人は冷たく冷やした地ビールやワインとともに。私が好きなのはB.C.ワイン
夏は北米で人気のバーベキューパーティーもいいけれど、手作りピザパーティーもなかなかです!外では食べられないような創作ビザをつまみながらお酒もどんどん進んで皆で陽気に♪
それにしてもどれもこれもいつもに増してと〜っても美味しかったよ、ご苦労様、旦那さん。
Wちゃんのピンクのケーキ
先日行った水族館で。
とってもキュートな女の子、Wちゃんのためにバースデーケーキを焼きました。
ピンクといちごが大好きなWちゃんのために、ピンク色のクリームのいちごとラズベリーのショートケーキで我が家でお誕生日のお祝いを♪
お気に入りのショッキングピンクのドレスとキティーちゃんのポシェットでドレスアップした彼女とピンクのケーキがとってもマッチして本当に微笑ましかったです。
そしてうちのTくんに、Wちゃんが描いた絵をプレゼントしてくれました。ふたりが手をつないでいて、その周りにハートがいっぱい飛んでいる、何とも可愛いラブラブの絵♡早速壁に飾ったよ
お誕生日おめでとう、Wちゃん。
昔はよく泣くベビちゃんだったけど、バレリーナみたいに可愛くておしとやかな女の子になったネ♪ おばちゃんいっつもみとれちゃう
Tarte aux cerises さくらんぼのタルト
Happy Summer!
やっとやっと太陽の光がまぶしい夏がやってきました!
これは先週末のキツラノビーチ。いや〜混んでた〜
旦那さんが毎日のようにこれでもかというくらい季節の果物を買ってくるのは今まで寒い程のお天気でなかなか夏らしくならなかった反動でしょうか。
お陰でうちのキッチンや冷蔵庫の中は果物でいっぱい。昨日は地元B.C州で採れたオーガニックのさくらんぼをどさっと購入してきました。瑞々しくて甘酸っぱくて、本当に新鮮な美味しさです。
フレッシュを食べるのが一番美味しいのかもしれませんが、こういう美しい果物を見るとついついお菓子に仕立てたくなってしまい、タルト好きの私はこれをタルトに変身させる事にしました♪
土台の生地、中に詰めるフィリングのクリームには二種類、上にかけるシュトロイゼルと、作るパーツがちょっと多め。
焼く行程も何度かに分けて焼いていくのでこれまたちょっと手間がかかります。
でもこうやって大事に大事に作ったタルトは本当に丁寧な味がして、それが病み付きに。だから毎回頑張って作ります。このさくらんぼがどんなお菓子な味に変身するのかワクワクしながら、、、
さくらんぼは種にアロマがあるので取らずに使うのが好きです。だから丸ごとぎっしりタルトに敷き詰めてーーー
焼き上がりました〜♪ 夏でもバターたっぷりのタルトを焼いてはぺろりと食べてしまうのは日本のように湿気がなくからっとしているから。ーーー私だけ?かしら?
種があるので食べるときは気をつけてネ。
以前シュークリームをお作りになったとご報告くださったゆーかりさんじゃないけど、あれ〜、私の努力は一体、、、って言うぐらい、作ったタルトはあ〜っと言う間になくなってしまいました。
旬の素材を使うととびっきり美味しいお菓子が出来ます♥今度はどの果物のお菓子を作ろうかな