Paris

バタバタしてます

Posted by on Oct 17, 2016 in Quoi de Neuf ?   | Leave a comment

 

皆様こんにちは。

アパルトマンを借りていて自分の空間があっても、自分の家でないとあまりリラックスできず、なんかやっぱり疲れたな〜。という感じの今日この頃です。

今日はReikocakes料理部門担当シェフに是非行ってきて欲しいと頼まれていたレストランに一人でランチへ。オールローカル客で満席のレストランの中私だけ一人外人。というシチュエーションでちょっぴり緊張でしたが素晴らしい感激のレストランでした。それからバタバタとあちこちで教室関係の買い物。

今日も昼間は気温が上がり上着はいらないぐらいの陽気でした。

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今まで何度となく通って見てきた景色ですがいつ見ても天気によって違う表情を見せてくれるセーヌ川。対岸に見えるのはオルセー美術館と遠く向こうにエッフェル塔。

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そういえば前にマルシェで買った栗!滞在先でオーブンでローストして食べました〜

あまりの実の太り具合に感激。とっても甘くて新鮮でした。

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今回の一大イベントである超有名パティシエの講習会を明日に控え、今晩は緊張してなかなか眠れなさそうな予感、、、。

というわけで今日は早めに切り上げます。。。

 

 

日曜のお昼は秋味いっぱいのメニューで

Posted by on Oct 16, 2016 in Quoi de Neuf ?   | Leave a comment

 

最高気温21度、ポカポカ日曜日の本日、パリのパティシエ業界でもう10年近く仕事をしている知人が、よく足を運ぶというビストロにランチへ連れて行ってくれました。

Marais地区の大通りから一本入って少し静かな通り。

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落ち着いた雰囲気でかつカジュアル、肩肘張らずに美味しいお料理を楽しめてサービスもとてもフレンドリーなビストロです。

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季節の旬の素材をめいっぱい楽しもうとする姿勢のここフランスは、その点四季を料理や和菓子の上で愛でる日本との共通点を感じます。今の季節多くのレストランに行って目にする素材はGirolleや Cepといった野生のきのこ類や野禽類のジビエ、そしてもちろん私の大好物イチジクです♪  今日伺ったビストロもそれに違わずメニューには季節ものの品々がずらりと並びます。私はアントレとして迷わず秋の素材、栗のスープを、そしてメインはこれからがまさに最盛期のジビエの一つ、イノシシの煮込みをチョイス。半年ぶりに会う知人とはパリのパティシエ業界の話題に始まりお互いのプライベートの話まで、随分と話し込んでしまいました。

 

そうこうしているうちに私と友人のお料理が運ばれてきましたーーー

Velouté de châtaignes à la chartreuse et cardamon  jaune

栗のヴェルーテ、カルダモン風味

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Poêlée de girolles, ail et Persil et œuf poché

ジロール茸のポワレ、ニンニクとパセリ風味、ポーチドエッグ

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Civet de sanglier pommes fondantes en cocotte

イノシシの煮込み、フォンダンポテト

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Saint Pierre sauce vierge et flan de carottes aux épices

マトウダイ、ヴィエルジェソース、スパイスの効いた人参のフラン

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Tartelette aux figues, glace à la mûre

イチジクのタルトレット、ブラックベリーのアイスクリーム

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季節感溢れるメニューと素材を活かし重くない調理法で仕上げたお料理の数々、最後は秋のデザートとコーヒーで締めくくり。

 

さてバンクーバーに戻る日もだんだんと近づいてきました。10月のレッスンすでに始まっておりますが、当教室でもただいま秋味タルトをご紹介しています。月末のハロウィンを控えてここでも活躍しそうなかぼちゃを使った一品を秋らしくきのこクッキーで飾るーーーというレッスンで、皆様とのお菓子作り再開をとても楽しみにしています。これから10月レッスンにご参加の皆様どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

ワインとチーズを気軽なワインビストロで

Posted by on Oct 15, 2016 in Quoi de Neuf ?   | Leave a comment

 

皆様こんにちは。

ここのところ製菓講習のあまりの忙しさでブログが更新できずにいました。

土曜日の今日は、大変暖かくいいお天気。疲れた身体を癒すべく、朝はいつまでもベッドで過ごし、午後は買い物に出かけました。

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さて、先日講習の帰りに友人と待ち合わせ、友人が気に入っているというワインビストロ、Pain,Vin, Fromages に連れて行ってもらいました。

場所はポンピドゥーセンターから徒歩数分の所。

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この辺りは普段自分ではあまり足を運ばない地区。相変わらずの賑わいです。兎にも角にも早く座って一杯飲みたくてお目当てのお店に直行。

昔ながらの雰囲気のこじんまりとした可愛いお店です。

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メニューはワインとチーズフォンデュやラクレットなどのチーズ料理各種がメイン。

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ワインの種類も豊富でお値段お手頃、ワインとチーズ好きにはたまりません。

私は久々にチーズフォンデュが食べたくて5〜6種類あるフォンデュの中から選び、その他赤ワイン1本とサラダを注文。

私達はお店に一番乗りでしたがみるみるうちにテーブルは埋まっていき、その間もお客様からの予約の電話がひっきりなしに鳴っています。

すごい速さで注文のお品々がテーブルに到着。

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ついこの間旦那さんとフォンデュがいつでも食べられるように専用鍋を買おうかと相談してあれこれいろいろ見ていた矢先だったので、何だかなおさら美味しい!頼んだサラダのヴィネグレットとチーズ、ボルドーワインの相性も最高です。

お隣席のお客様達とも一緒にワイワイと会話が弾み大変楽しいひとときでした。ちなみに予約なしで次から次へと訪れるお客様達は皆本日満席とドアでお断りされていました。予約必須のお店です。

 

私は明日の朝も早いので名残惜しくさよならを言い合って帰宅の途に。

夜のパリはあちこちライトアップされて日中とは全く違う雰囲気。 その日はお天気も良かったので散歩がてらの帰宅道、人も大勢出歩いていました。

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夜のノートルダム寺院。

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私は来週の某有名パティシエによる講習を最後に今回のパリでの製菓勉強は終わりとなります。後は友人たちとの約束を残すばかり。最後まで充実したパリ滞在にしたいと思います。

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Palais Garnier

Posted by on Oct 10, 2016 in Quoi de Neuf ?   | Leave a comment

 

先日の日曜日はポカポカ暖かい1日となりました。

日曜のパリはお店もほとんど開いておらず街はのんびり。

私は午後パリオペラ座へ行く予定にしていたので午前中は滞在先でゆっくり過ごし、お昼頃家を出発。お天気が良いのでずいぶん手前のメトロで降りて散歩がてら歩いてオペラ座まで行くことにしました。

散歩途中、右手にTuileries公園、左手には高級ホテルの並ぶRivoli通り。

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Vendome広場も通り過ぎて行きます。

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今回観るバレエ公演は1875年に建築完成したPalais Garnierで。ここに最後に来たのは3年前バレエManonを鑑賞したときで、今回3年ぶりとなります。

この辺りはいつ来ても大変賑やか。観光バスも多く、沢山の人々の待ち合わせ場所にもなっています。少し早く着いたのでGarnierの脇にある1862年オープンのかの有名な歴史的カフェ、Café de la Paixのテーブルにつき、

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Chocolat chaud、いわゆるホットチョコレートを注文。

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フランスのホットチョコレートは濃厚でトロ〜っとしているのが特徴。

 

開場の時間が近づいてきたので早速Palais Garnierへ。

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中へ入ればそこは豪華絢爛なオペラ座の世界。

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カジュアルな人から着飾った人まで、皆思い思いに今日の公演を楽しみにしている様子。

私は普段ならまずは一杯飲むところですが今日は3年ぶりに見るMarc Chagallの天井画が早く見たくて、取り敢えずまずは席のある場内に入りました。

入って上を見るなりワッと迫ってくるようなシャガールの世界。

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こんなにもsweet & dreamy な愛に満ち溢れた天井って他にあるんでしょうか。いつ来てもその美しさは増すばかり。思わず何度も何度も上を見上げてしまいます。

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この会場、会場内通路にも補助席がついていて、皆が着席すると通路も席に。よって通路が完全に塞がってなくなってしまうというなんとも恐ろしい構造。初めて来た時はエッとビックリしました。。。開演途中立ち上がって退場、ということはまず無理。オセロみたいに場内通路までギッシリ人で埋まって通れないんです。

 

さて本題の演目ですが、今回はモダンバレエの小品集。かの有名なWilliam Forthythe をはじめ、Justin Peck, Tino Sehgal, カナダの振付家Crystal Pite、の4人の作品です。

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どの作品も本当に素晴らしい公演でした。Forthythe氏の作品は使われたJames Blakeの音楽と相まって大変ドラマティック。Crystal Pite氏の作品は終わるや否やスタンディングオーベーションが鳴り止まないほど観客の皆様大フィーバー。ダンサー達のダンスが圧巻だったのは言うまでもありません。ちなみにPite氏、カナダはB.C.州出身で現在バンクーバー在住だそうです。そして公演最後の演目、Tino Sehgalの作品はなんとダンサーたちが観客席で踊るという演出。それにつられて最後には観客たちも皆で踊りだすという、大変な盛り上がりで公演は幕を閉じました。

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日曜の休息日を終え、月曜日からまたキッチンでの日々が始まっています。

フランス語を今後もっともっと頑張ろう、と痛切に感じる毎日です。。。

 

 

Restaurant aux Prés

Posted by on Oct 8, 2016 in Quoi de Neuf ?   | Leave a comment

 

今日は講習から帰宅したのが夜9時半。かなり疲れてます。。。

さて昨晩は1年半ぶりの再会になる友人と夕食に出掛けました。

約束の時間に当日間に合わないかもしれないと2週間ほど前にその友人から連絡を受け、それなら食事先をあまり遠いところにしないほうが無難と思い急遽行き先を変更することに。以前行ったことがあった、店の雰囲気がいかにもパリらしくて気軽に足を運べるRestaurant aux Présはどう?と提案したところ了承をもらったので、忙しい友人に代わってなぜか私がバンクーバーから国際電話で予約をすることになりました。

フランスでセレブリティーシェフの一人としてテレビにも引っ張りだこの Cyril Lignac氏。最近は私生活でゴシップ誌も賑わせている、そんな彼のお店とあり2週間前にバンクーバーから予約の電話を入れたところすでに満席。カウンター席ならいいですよとの回答だったので今回そちらへ案内してもらうことにしました。

 

午後8時過ぎにお店に到着、

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店内はローカル客がひしめき合い既に大変活気付いています。

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ここはサービスはどちらかと言えば無愛想。よってきめ細かいサービスやギャルソンの笑顔はあまり期待せずにローカルなパリの雰囲気を楽しむタイプのお店です。久々に会う友人とたくさんお喋りしたい、という今回のオケージョンにはカチコチに気取ったレストランよりお酒とお店の雰囲気を重視したいという気持ち、加えてここは立地もよくうってつけのお店。

Lignac氏はパリ15区に星つきレストランも持っていて、そこはお洒落して出掛けて行って洗練されたフレンチを食べる、という感じの一軒ですが少し対照的にここはフュージョンのエッセンスも取り入れたカジュアルなコンセプトのレストラン。食事は前菜、メイン、デザートをそれぞれ5,6種の中から選びます。

 

昨晩はこちらを頂きましたーー

 

Fois gras mi cuit, fin gelée de figues, poivres sauvage

Preserved fois gras, Figs jelly, Wild pepper

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イチジクとフォアグラの王道の組み合わせ。イチジクのマリネが付け合わせの下に隠れています。

フォアグラは個人的に重すぎの印象があり普段あまり頼まないのですが、大好きなイチジクとの取り合わせに惹かれて注文。

 

メインはこちら。

Moules du Mt St Michel, bouillon thaïe, frites maison

Mont-Saint-Michel mussels, Thai stock, French fries

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実はムール貝も普段全く頼まない一品なのですが、オットが仕事場の水曜のムール貝SPECIAL DAYでの人気メニューで相当量のムール貝をさばいているのもありここのはどんなお味かな?と彼に代わって参考に頼んでみたくなり。。。

 

そしてデザートはまたしてもイチジクを選ぶのです。

Figues rôties au miel, glace au vanille Spéculoos

Roasted figs, Speculos and vanilla ice cream

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昨日は朝マルシェでイチジクを購入して食べ、ディナーも前菜とデザートでイチジク。虜になる程美味しいフランスのイチジク。笑

 

食事の途中思いがけずLignac氏ご本人が姿を現し、過去にフランスの料理番組で何度もその姿を拝見していたので何だか芸能人に会った気分。

私達が食事を終える頃はレストラン入り口は空席を待つ人々で溢れ、お店の人気度を伺わせていました。

積もりに積もった1年半分の近況報告のお喋りと美味しいお酒とお料理、そして秋の夜のひとときを楽しむ大勢の人々に囲まれて、素敵な夜になりました。

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秋真っ盛りのマルシェで買い物

Posted by on Oct 7, 2016 in Quoi de Neuf ?   | Leave a comment

 

本日曇り空。幼少の時から何度となく訪れているのになぜかあまり秋に当たったことのなかったパリ。そこで今回の旅の第二の目的として秋のマルシェに出掛けて旬の素材を楽しむ、というのがありました。

朝起きてコーヒーとクロワッサン。Poilâneのは使っている粉が素晴しく、素朴で飽きのこない美味しさです。

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朝食を済ませたら早速マルシェへ。マルシェは朝から開いていますがお昼を過ぎるとさっさと閉じてしまうのであまり寝坊できません。

到着すると、秋の食材たちが♪ やはりフランスの食材の豊かさにはいつ来ても圧倒されます。こんなにも豊かで最高の食材に囲まれながら日々の食生活を営めるということはなんと素晴らしい!ちなみに私、普段バンクーバーでは肉はあまり食べないんですがここへ来ると人が変わったように肉を食べるんですよー。それは一言、 “美味しい!”から。

マルシェで今まであまり見かけたことがなかったこちらの鳥。ちょっとグロテスクで失礼いたしますがーーー

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後で調べたらヨーロッパヤマウズラという種のうずらの若鳥のことでした。うずらはこちらでは比較的高頻度で出てくる鳥なので、要は頭までしっかりついているのを今まで見たことがなかったというわけでした。それにしても頭付きのを買って帰って家でどう処理したらいいんでしょう。。。?

秋は狩猟が解禁されジビエの季節でもあり、この季節野禽類の種類の豊富なこと!家族と一緒の旅ならばジビエも購入するところなのですが、、、ちょっと残念。

 

さて、やっとこさ重い荷物を持って帰宅し、とりあえず本日マルシェで買ってきたのがこちらのお品たち。

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フランスのいちじくの美味しさはすでに知っていたのでここぞとばかりに購入。黄色い実はMirabelleと呼ばれるプラムの一種。とってもあま〜くてフランス人にはとても馴染みのあるプラムでタルトやコンフィチュールでもよく目にします。

そしてReikocakes夏のフランス料理レッスンにご参加くださった皆様にはお馴染みのGirolle茸(Chanterelle)、それから栗。新鮮!お手頃!

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乳製品はBrie de Meaux だけマルシェで購入し、バターとCrème Fraicheは気に入っているブランドを別所で購入。日本ではフランスのバターと言えばエシレが有名ですが、私はこちらが好きで買ってます。

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大変高品質かつ美味。

Girolle茸はバターでソテーしてから最後ににCréme Fraicheで仕上げて今日のランチ。お料理完成品は家でブログを見てる旦那さんに笑われそうなのでここでのご紹介は控えますが。

 

最後に。

あまり物事こだわったりしないそのオットさんですが、石鹸だけにはなぜかこだわりが。ボディソープの類は一切使わず使うのは品質で選んだ石鹸。

私は石鹸派ではないので石鹸は使っていないゆえ違いがあまりよく分かりませんが、彼曰く、ここのが一番いい!とおっしゃるこちらの石鹸を本日購入。

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イタリアのフィレンツェが本店のSanta Maria Novella 薬局の石鹸。パリに支店があるのでこちらに来るたび旦那さん用として購入。

 

さて今晩はこれから友人との約束で出かけますが、こちらはディナーが始まる時間が遅くってなかなか夜が終わらない。。。で明日から製菓トレーニング開始。

 

パリに来ています

Posted by on Oct 6, 2016 in Quoi de Neuf ?   | Leave a comment

 

皆様こんにちは。

製菓の勉強のため今日からパリに来ています。

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お天気は快晴。今年3月に来た時より街は随分賑わい、いつものパリの活気が戻りとても安心しました。

明日1日で長旅の疲れを取って早速土曜日から製菓講習が始まります。初日土曜は夜8時までの講習という強行スケジュール。これからキッチンでの緊張感の連続の日々になりますが、それに加えて1年半ぶりに再会する友人とのディナーやハイティー、パリのパティスリー業界で長年仕事をしている知人とのランチなど楽しく学ぶ計画も散りばめこれから元気に精一杯頑張りたいと思っています。

 

今日は朝パリに到着して滞在先に荷物を置くなり私が愛するパティスリー、Des Gateaux et Du Painーーー

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へ直行してお菓子を購入、挽きたて豆でコーヒーを淹れました。

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写真向かって左側のドーム型のプチガトーはカフェとオレンジフラワーウォーターという珍しいフレーバーの組み合わせのムース。そしてシェフパティシエClaire Damonさんお得意のタルト系は毎回外せません。

別所で購入したコーヒー豆は前回来た時と全く同様、150gと言ったつもりが店員さんに500gと勘違いされて予定より3倍以上のコーヒー豆がドンっ。またか、、、

 

今回の滞在先は建物最上階、屋根裏部屋のような天窓付きの部屋。外を覗けば屋根とパリの空が一面に広がっています。

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さて、ワタクシ持参したiPadが見つからず、もしやバンクーバーの空港のセキュリティーチェックのところに忘れてきたんだわと大慌てでバンクーバーにいる旦那さんに連絡して空港に連絡を取ったりとつい先程までとんだ迷惑大騒ぎでしたがーーー空港に忘れてきたと決め込んでいたのが何とキャリーオンのポケットに入っているのが見つかり、本当によかった〜

実は去年パリの空港に大きな忘れ物をしたのもあり、またやってしまったとすぐ思い込んだのですが今回はちゃんと入れたんだ、、、

最近細かいことは何にも覚えてないことが多くて色々な探しものばかり。

 

というわけでこれからバンクーバーに残してきた家族に向けた日々の報告も兼ねてブログを綴っていきたいと思います、どうぞよろしくお願いします。

 

ワインこれだけ飲みました〜

Posted by on Mar 28, 2016 in Quoi de Neuf ?   | Leave a comment

 

皆様こんにちは。イースターウィークエンドいかがお過ごしでしょうか

バンクーバーで男3人のイースターを過ごしている我が家から、こんなワンショットが届きました〜

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手作りイースターエッグ。3人で作ったそうです。カワイイ。

トロントに住んでいた頃は、イースターといえば毎年旦那さんの超イタリアンなファミリーがざっと30人程勢ぞろい。もう80歳を超えるゴッドマザー的存在のノンナ(おばあちゃん)がキッチンを切り盛りして前菜から始まり、うさぎや羊の豪勢なお料理を作ってくれてみんなで飲めや歌えやの集いをしていたものでしたが、バンクーバーに引っ越してきてからは随分静かになりました。。。

 

さて、パリ滞在もいよいよ明日を残すばかり。水曜にここを発ちます。

滞在中撮った写真は溜まる一方で思うようにブログ更新ができず、ここでご紹介できなかったお店やレストランもまだまだあるのですが、んー、やっぱり忙しかった。。。

明日は子供達への買い物に励み、夜は友人宅でのワイン会の予定。せいぜい飲みすぎないように気をつけます。。。

 

ワイン繋がりで今日の話題。

今回3週間ちょっとの滞在期間中、アパルトマンで一人でこれだけワイン飲みました〜

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全く褒められたものじゃありませんが、自分の記録として公開することにしました。

 

こちらオペラ座界隈にある某デパートのワイン売り場。置いているのはフランス産のみ。

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さすがワイン王国フランス。。。品揃えが素晴らしすぎます❤️❤️ これ全部制覇したい

 

 

Le Maurice で友人と

Posted by on Mar 26, 2016 in Quoi de Neuf ?   | Leave a comment

 

皆様こんにちは。今週はブログ更新が全くできませんでしたが、製菓講習全ての日程が無事終了しました。あーホントに疲れた。というのが正直な第一声です。笑

講習期間中、A美さんを始め、Y子さんやM子さんからもご連絡を頂きまして本当にどうもありがとうございました。

今回もまたバンクーバーに持ち帰る収穫や想いは本当に沢山あります。今後ともよりよいレッスンを皆様にご提供できるよう気持ちを一層引き締めて頑張っていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願い致しますーーー

 

週末を迎え、フランスブルターニュ地方出身のパティシエの友人と1年ぶりに再会しました。

その友人が指揮をとっているこちらのお店でまず待ち合わせ。Laduréeが経営するショコラティエ、Les Marquis de Laduréeです。

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ショーウィンドウも春らしい!

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まだ仕事が終わっていなかったので待っていた私に友人は当店特製のショコラ・ショ(ホットチョコレート)をご馳走してくれて、私はここでちょこっとお買い物。

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こちらを購入しました。

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ここはまずはパッケージがとにかく素敵です。

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仕事が終わった友人と向かった先はここから徒歩2分のところにあるホテル、Le Maurice。ここは5つ星のその上のランク、Palaceに格付けされています。

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今日はここで私は2年ぶりのアフタヌーンティー。友人がここで何年か前までパティシエをしていたので、席に着くと早速スーシェフが出てきてしばらくお喋り。

使用している食器は某高級陶器会社のもの、洗い場の人達は一体どうやってこれ扱ってるんだろう、、、と素朴な疑問心配。

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お茶を選んでしばらくして出てきたパティスリーの3段トレーと、それと別にもう一つトレーに載ったプチガトー。

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久々に再会する友人とのお喋りに夢中で今回あまり写真を撮っていませんが、どのお菓子をとっても口の中に鮮烈な風味が広がる最高レベルのお菓子たち。細部の出来具合い、焼き具合までシェフパティシエのご自分のこだわりと色を出している、本当に本当に素晴らしいお菓子たちでした。こんなにもハイレベルなパティシエの方々がいらっしゃるという事を身をもって感じられることが嬉しい。感動もひとしおでした。

 

食べ物にとてもこだわっている友人に、ありきたりですがバンクーバーから持ってきたオーガニックメープルシロップを手渡すと、凄く喜んでくれてクレープを焼いてそれにかけて食べるって。まさにブルターニュ出身者ですね〜

去年の私のワインの飲みっぷりを覚えているせいか、来週バンクーバーに帰る前日の晩にご自宅でワイン会をしようと言ってくださり、今から持参するワインとチーズを選別してとっても楽しみにしています。

 

アフタヌーンティーの帰り道、夕日に染まるセーヌ川。

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ああなんて美しい。そのあまりにアートな景色を目の前に、しばし佇んでしまいました。

 

 

Romeo et Juliette

Posted by on Mar 20, 2016 in Quoi de Neuf ?   | Leave a comment

 

皆様こんにちは。

製菓講習で目まぐるしい忙しさ、かつ家族と離れてちょっぴりさみしい毎日を送る中、教室でいつも大変お世話になっているA美さんよりメールを頂きました。緊張の連続で心も体もピーンと張り詰めておりましたが頂いたメールにとても励まされて胸が温かくなりました。A美さん、本当にどうもありがとうございます。明日月曜からは今回の講習の山場を迎えるので日曜日の今日は1日家で予習に励んでいます。A美さんに喜んでいただけるレッスンをお届けできるようこちらで頑張ってきます、またレッスンでお目にかかるのを楽しみにしております。。

 

パリは曇り空の昨日の土曜日。その晩、バレエロミオとジュリエットを観にパリオペラ座へ出掛けました。

今回はBastille劇場での公演です。

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劇場前のバスチーユ広場、7月革命記念碑。

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バレエの話。私事になりますが、子供の頃からお稽古事はあまり長続きしないほうでピアノ、水泳、習字に体操教室、どれをやっても中途半端。

ところが4歳で始めたバレエは好きで好きで中学生時代暮らしたドイツでは毎月バレエ鑑賞に出かけお稽古には毎日通うほど。結局16歳まで続け、大人になった後もバレエ熱は冷めやらず、大学時代は東京で、そして引っ越したロンドンでせっせとバレエ鑑賞に励んできました。

ロメオとジュリエットはかつてロンドンロイヤルバレエ団のSylvie Guillem, Jonathan Cope 組のを鑑賞したのが最後。古典バレエで1番好きな作品を今回久々に鑑賞できるとあって心から楽しみにしていました。

会場には開演30分以上前に到着しましたが、既にすごい人。まだ時間があったのでゆっくりとシャンパンを頂きました。

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今日の主役はMathiew Gaino, Amandine Albisson。

ロメオ役のMathierw Gainoは3年前に Manonを観たときと同じ主役ダンサー。ジュリエット役Amandine Albissonは2014年にエトワールに任命されたばかりの若いダンサー。スタイル抜群で甘いマスク、ダンスももう熟練の域のロメオ役の横で元気いっぱいキュートなジュリエットをエネルギッシュで見事な踊りぶりで演じてくれて私もとっても大満足。

パリオペラ座のロメオとジュリエットはRudolf Nureev氏振付演出で、ロイヤルで何度も観たKenneth McMillan氏振付演出のロメオとジュリエットとは随分違う印象でした。

 

さて、途中インターバルの間、おトイレがあまりにすごい行列でインターバル終了のバズが鳴っているのに一向に自分の番が来ない!えええっ

ーーーで、いっそ我慢しようかと席に戻りかけましたが、開演中トンデモない事になっても困るので、もうこうなったらムッシュー用おトイレに行くしかないじゃない!ご用足し最中のムッシュー達が目を丸くする中、私の他困っていた女性数名でそちらに駆け込むというハプニングもありましたが 、、、いやはや冷や汗かきました

 

ロマンチックでドラマチックな恋物語の世界。音楽も最高で皆でブラボーの連呼。心から夜会を堪能しました。

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夢心地な週末も終わり。また明日から1週間が始まります。先週は時差ぼけで体力的にとてもきつかったけれど、2週間が経過して体がやっとこちら時間に慣れてきました。

んー、また緊張感で胃がキリキリしてきたぞぉ

が、頑張ります。

 

Aux Lyonnais

Posted by on Mar 19, 2016 in Quoi de Neuf ?   | Leave a comment

 

ずっといいお天気続きのパリ。

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朝から夕方まで製菓講習で毎日大変充実した一週間。ーーーでいよいよ週末、金曜日の夜。私の知人がそこでシェフをしていたことがあるという繋がりで、とあるビストロへ出掛けました。

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パリの中心部オペラ座界隈にある、内装がレトロでとても素敵なお店。ビストロは肩肘張らずに食事ができるのがいいところ。こちらも気取りすぎずかつサービスはとてもマル、な一店です。

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早めの時間に始まった夕食。まだ店内は人もまばら。英語のメニューもあったので私はそちらをお願いし、

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前菜に私が頼んだのは Fin Gras du Mezenk beef broth, pot- au -feu vegetables。

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ちょうどレストランで期間限定で提供していたMezenk地方の特別な牛を使ったコンソメ。繊細な味付けでお野菜も上等。とても美味で最後の一口まで楽しめました。

 

友人は Coddled egg with crayfish, garlic bread sticks。

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crayfishのお出汁が効いていて、卵の火の通り具合もこれぞ絶妙。ここまでのレベルに仕上がったウフ・ココットをいただくのは初めてかもしれません。

 

メインにはAlain Ducasse氏のsignature dishの一つ、cookpot。

Cookpot of tiny spelt,raw/cooked green asparagus。

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旬のアスパラガスとスペルト麦の一品。大変軽いので肉も魚も食べたくなかった私にピッタリの一品でした。

 

友人は Lightly creamy  free-range chicken fracasees, tender vegetables。

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野菜好きの私はとにかくその付け合わせのほうれん草の美味しさの虜に。

 

デザートは一品をシェアすることに。Cookpot of citrus, lemon sorbet。

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熱々のシトラスポットと冷たいソルベの組み合わせ。さっぱりとしていてディナーの締めくくりにまさにピッタリでした。

 

どの一品をとっても素材の良さをそのままに引き出していて軽く洗練された味わい。昨年行ったミシュラン一つ星BenoisよりDucasse氏のエッセンスの効いたお料理の数々という印象。もっとトラディショナルで重いのを予想していたので大変いい意味で予想を裏切り、ちょっぴり嬉しいサプライズディナーとなりました。

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帰り道に通り過ぎたPalais Garnier。

ひよこを探して三千里

Posted by on Mar 14, 2016 in Quoi de Neuf ?   | Leave a comment

 

皆様こんにちは。

月曜の今日から本番の製菓講習。第1日目終了。物凄い緊張感で昨晩は1時間ごとに目を覚ましながら朝を迎えました。。。嬉しいことに初日が予想以上にいい感じに終わってほっと一息つきながらブログを書いています。それにしても疲れました〜

 

話は全く変わりますがーーー今回も昨年に続きイースターの時期に訪れることになったパリ。

バンクーバーを出てくる際に、うちの下のチビちゃんからイースターのチョコレートを買ってきて欲しいと頼まれました。

で、何の形がいいの?と尋ねれば、ひよこ。という答えが。

そこで先週到着して間もなく可愛い我が子のためにひよこ探しが始まっておりました。

さーて、ひよこね、ひよこ、、、

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うさぎとーーー

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鶏。

それから卵。

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サーカスはArnaud Larher氏の店頭で。

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Sadaharu Aoki氏の店頭では緑色の抹茶味の鶏もいました。

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パリに来てひよこ探しばかりしてもいられない。こうなったらミニチュアサイズの鶏でひよこと言って渡そうと思っていたその矢先。

あった!ありました〜!ひよこ様が!

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滞在先近く、パリで最も古いという1761年創業ショコラティエのショーウィンドーに!

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とっても可愛いのがありました〜❤️

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上の息子にはなぜかこちらを購入。

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メデタシめでたし。。。

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モンマルトルの丘の心のこもったお菓子屋さん

Posted by on Mar 11, 2016 in Quoi de Neuf ?   | Leave a comment

 

皆様こんにちは。

土曜の明日は単発の製菓講習が入っているので今から緊張気味になってきました。

 

本日晴天なり!

午前中から張り切って去年行きそびれたお菓子屋さんまで出掛けてきました。やっと昼間のもうろう感がなくなってきてまともに活動できるようになってきた〜

そのお菓子屋さんがあるモンマルトル地区はかつて上の息子を妊娠中に訪れたきり。久々に訪れるそこは下町ののんびりとした雰囲気を漂わせています。

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お目当のお菓子屋さんは、メトロの駅から坂を登って行ってすぐ。

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思ったよりも小さなお店で思わず通り過ぎるところでした。

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かつてプラザアテネとル・ブリストルのシェフパティシエを務めたという素晴らしい経歴をお持ちのGilles Marchal氏が2014年末にオープンした、 Patisserie Gilles Marchal です。

店内写真撮影禁止で外からの写真だけになりますが、お店を入るとショーケースの1番上にズラリと並べられているのは様々な種類のマドレーヌ達。マドレーヌはロレーヌ地方のスペシャリテでありシェフもロレーヌ地方出身だそう。その他焼き菓子が沢山。生菓子より焼き菓子の方が多い印象でした。

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さて、しばらくお菓子たちとにらめっこの末私が選んだのはーーー

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マドレーヌのオレンジとフランボワーズの2種。オレンジの方はグラス・ア・ローで仕上げてあり、フランボワーズの方は中にコンフィチュールが入っています。どちらも本当に美味しいマドレーヌ。去年マドレーヌの専門店でマドレーヌを食べてちょっとガッカリした経験もあったせいか、拍手の思いでした。

そしてプチガトーのCasse-Noisette。

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細くスタイリッシュなフォルムが特徴。オペラと同じような構造ですがこちらはヘーゼルナッツと栗。アンビバージュにラム酒がしっかりと効いています。重すぎず、甘すぎず、美味しすぎる。といったところでしょうか。

最後にReikocakesの次回レッスンがクロワッサンという流れで選んだクロワッサン。みなさーん、ワタクシこちらで予習勉強してますよー

パリ滞在5日目、既に5店でクロワッサンを食べておりますが、勝手な採点、今までマル三角いろいろありましたがこちらハナマル。

購入したものすべてが素晴らしく、正直嬉しかったです。心からMerci Beaucoup! と言いたい。

 

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 お店近くにはMoulin Rouge。

 

今日の買い食いあれこれ

Posted by on Mar 9, 2016 in Quoi de Neuf ?   | Leave a comment

 

洗濯機がない以外、とても静かで快適な今回の滞在先。心地よさにつられてついつい寝坊してしまい、今日の起床正午。

製菓講習までまだ日があるのでそれまでにこの時差ぼけをどうにかしないと、、、と思いつつ、毎日夜中起きてはパソコンを明け方までしたりと気まぐれに生活している今日この頃。

バンクーバーに戻る直前に慌てるのが嫌なので予定の買い物も少しずつ片付けて行こうと出掛けた道すがら、毎年行くいつものマルシェの前を通りかかったのでぶらりと寄ってみます。

今回の滞在中料理はほとんどしないつもりなのでチーズだけ購入。

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写真手前は去る1月の特別レッスンにご参加になった方々にはおなじみの、フランスAOPを持つチーズ。

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欲張って2種買ったせいでいくらチーズ好きの私にしたって量が多い。これを一人で全部食べるかしら、、、?気絶するほど美味しいのだけれども。

 

次に通りかかったのはかの有名なブーランジェリーPoilane。

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大昔の話になるけれど、東京で大学生をしていた頃、某デパートに週一空輸されてくるここのパン・ド・カンパーニュをわざわざ買っていました。

10-15年前によくパリに足を運んでいた頃から通っているブーランジェリー。

地元の人々がひっきりなしにささっとパンを買って行く。

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パンは一つ一つ紙でキュッと包んでくれて。

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どのパンを選んでも、なんとも自然で滋味深い味わい。フランスの塩がしっかり効いた発酵バターとピッタリと合う。

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ここのサブレがとても好きで、粉とバター、お砂糖だけでどうしてこんなに味に違いが出るのかしらとつくづく思う。イースター前でうさぎを形どったものが今回あったのでこちらを購入。バンクーバーに戻る前にもう一度足を運んで子供達にこのサブレを買うつもり。

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毎年パリに来ると必ず訪れてその年の新作のマカロンを食べることにしているPierre Herme。新しいパティシエのお店もパリに続々と出来ているけれど、観光客激増の影響かコマーシャリズムに走るお店も多くガッカリすることもしばしばで結局美味しいと分かっているお店にいつも足を運んでしまいます。今回2店ほど新店にも行く予定にはしていますが、何せ一人でなかなか食べきれないのが課題。

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マカロンでHerme氏の右に出る人はいないのではないか、、、と勝手に思っている、マカロン今年の新作と前からのお気に入り。

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写真下、プチガトーVenus。

image ネーミングといい花梨と薔薇の組み合わせといい何とも乙女チックでこれから春を迎えるとパリの公園に咲き乱れる薔薇の花を連想させます。花梨ってこういう使い方があるのかー。またひとつ勉強になりました。パリのミシュラン3つ星レストランL’Arperge で以前食べた、Alain Passard氏のりんごのタルトを思い出させるデザイン。

エクレア教室を先月していた流れでエクレア・カフェも購入。個人的にはいささか重い印象。

 

製菓講習を前にしてフランス語の辞書をバンクーバーから持ってくるの忘れました。今は携帯でササっと分からない単語を調べることもできる便利な世の中になりましたが、講習参加者の人達とコミュニケーションを取るのに自分の持てるフランス語の全てを駆使しても、自分の言いたいことの半分も伝えられないもどかしさと苦労に毎度直面します。それなのになかなかフランス語の勉強がはかどらないので進歩もしない。よって毎年同じ苦しみ。これからそれがまた始まるのがとても恐ろしい。

 

 

着きました〜

Posted by on Mar 8, 2016 in Quoi de Neuf ?   | Leave a comment

 

皆様こんにちは。

パリからのブログ更新です。

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エッフェル塔から程近い今回の滞在先。

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昨日到着時はうっすらと小雪も舞う寒いお天気でしたが今朝ベランダから外を見れば青空も覗いて、今日は外を歩くにはちょうどいい陽気になりました。

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今回の製菓勉強は、MOF ( Meilleur Ouvrier de France) のタイトルを持つパティシエの先生に直接実技指導をして頂くという恐れ多い機会に恵まれ、全く場違いであろうところに入っていく自分に恐ろしさも感じていますが実りある滞在になりますように。。。

当アパルトマンに洗濯機がないのに気づきちょっと気が遠のいている今日この頃ですが、桃太郎のおばあさんの真似でお洗濯は手洗いで乗り切るか、、、それともコインランドリーに初挑戦するか、、、いやはやまだ決めてません。。。さ、3週間手洗って無理かなぁ

バンクーバーに残してきた家族への日々の報告も兼ねてこれから出来るだけこちらからブログ更新していきたいと思います。

 

今日はMOF Chocolatier 、Patric Roger 氏のお店の一つに今年のイースターショーウィンドーを見に伺いました。こちらのショコラはバンクーバーに戻る直前に購入予定。何しろ賞味期限2週間。産地で選び抜いたカカオ豆をローストするところから始まる、まさにライフワークとしてショコラ作りを捉えているのであろう職人の作るショコラです。

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 今年は何作って笑わせてくれるかと思ったらいきなり強面のお猿さんがこっち向いて吠えてる図。。。猿好き?相変わらず何だかお茶目な巨匠です。。。

 

Bistro Benoit のランチ

Posted by on Apr 29, 2015 in Quoi de Neuf ?   | Leave a comment

 

晴れましたがずいぶん冷え込んだ今日。

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マレ地区にあるビストロBenoitへランチに行きました。Alain Ducasse系列でミシュラン一つ星のビストロです。

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店内はシックで落ち着いた雰囲気。

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ミシュランといってもビストロなので肩肘張らずにリラックスしてクラシックなお料理が楽しめます。

 

ランチは前菜、メイン、デザートを数種類のチョイスから選んでーーー

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前菜の白アスパラガスのヴェルーテ。

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メインのビーフブーギニョン。

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メインの鱈。

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メインのブーダン。

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デザートはサバランにアルマニャックを好きなだけかけて。

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それかタルト3種盛り。

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写真遠いですがミルフィユ。

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ひと皿ひと皿の量が多いのでお腹がはちきれそう!食事を終えてレストランを出る頃には3時を回り、混雑していた店内のお客さんもすっかりと引けていました。今晩は夕飯抜きだな〜などとほろ酔いの頭でぼんやりと考えながらお天気もいいので徒歩でぶらりと帰宅しました。

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La Grande Epicerie de Paris

Posted by on Apr 28, 2015 in Quoi de Neuf ?   | Leave a comment

 

毎日早朝からみっちりキッチン仕事をしている事を言い訳に夕飯は滞在先で作るよりは買ってきたものに大いに頼っています。

大型デパートの食品コーナーは充実しているので美味しいものには困りません。週末行ったオペラ界隈にあるデパートGallerie Lafayetteは、以前Maison館だった館内が一挙に改新され、別館にあったGurmetコーナーと合体してかなりの品揃えになりました。

今日ご紹介するのはそのGallerie Lafayette ではなくAu Bon Marché内にあるグルメコーナー、La Grand Épisserie de Paris。毎年訪れるスポットです。

高級品を中心にグルメなものがズラーっと取り揃えてあります。

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買ってきたあれこれで今晩の夕食。

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こちら全く関係ないですが私作のマンゴーのタルトタタン。

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毎日興味の対象は食べる事と買い物と。

自分の体型とカード請求。目下一番気になるのがこの2点。

 

今年もまたあのレストランへ

Posted by on Apr 27, 2015 in Quoi de Neuf ?   | Leave a comment

 

先週の金曜日友人とディナーへ行ってきました。

去年旦那さんと行ってとても気に入ったので今年も是非行こうと思っていたレストランへ。

金曜は製菓勉強の帰りに勉強仲間たちとカフェで一杯飲んで話し込んでいたのでディナーの約束時間ギリギリになってしまい慌ててタクシーで出かけます。

今回は奥の小部屋に案内されとても落ち着いて静かな雰囲気。

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ここの客層はほぼローカルのフランス人ばかりですが最近リリースされたミシュランガイドで一つ星を獲得したとの旦那さんの話なので今後は変わってくるかもしれません。

 

画像が暗くて申し訳ありませんがーーー

突き出しのキュウリのガスパッチョ。ホースラディッシュがかかりその他フローラルな香りがしてとても繊細なお味。

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前菜は私は白アスパラガスと蟹、

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友人は白身魚の一品。

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メインは魚と(種類は全く覚えてません…(^_^;)

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羊をチョイス。こちら大変美味。

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シェフはAlain Passard氏に師事していたこともあるのでしょうか、Alain Passard氏のレストラン、L’Arperge で数年前に食べた羊ととても共通点を感じました。

 

周りを見渡せばどのテーブルも皆話題が途切れないといった感じ。フランス人は本当におしゃべり好きです。。。

 

デザートはリンゴのデザートとショコラのデザートの2種からのチョイス。

リンゴの方はセロリアックをコンポートにしたもの、青リンゴのアイスクリームなどが盛られたさっぱりとした一品。

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一方ショコラの方は濃厚なショコラのテリーヌと紫の人参のソルベ、金柑のコンポートの組み合わせ。

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こちらのレストラン、大変いいソムリエがいらっしゃりお料理に合ったとても美味しいワインを勧めてくれるのでワイン好きにはとても嬉しいところ。

今年も堅苦しくなくかつ洗練された食事とフレンドリーなサービスで満足なひと時を過ごしました。

 

 

Sebastien Gaudard氏のサロン・ド・テ

Posted by on Apr 26, 2015 in Quoi de Neuf ?   | Leave a comment

 

日曜の今日、お店が多く閉店している中開店しているお菓子屋さん兼サロン・ド・テに行ってきました。

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パティシエのSebastien Gaudard氏は、その昔26歳の若さでピエールエルメ氏の後任としてFauchonのシェフパティシエになったという実力派。

白を基調とした彼のお店には古典菓子が中心に並びます。

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お菓子を取り分けてくれているのは当のGaudard氏。こちらの写真は後日再度訪れた際のもの。

 

ラデュレやマリアージュフレールなどの超有名店のサロンはあまりに名が知られているせいでいつでも観光客で超満員。ラデュレのサロンに最後に座ったのはもうかれこれ15年ほど前になるでしょうか。

ここの2階のサロンは比較的落ち着いてゆっくりとお茶が飲めます。

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オーダーしたモンブランの栗のクリームは濃厚な栗の香り、甘さはさほど強くなく食べやすいのですが、クレームシャンティーがやたら緩かったのとカップ部分に焼きメレンゲがもっと入っていたら良かったかな?というのが私の独り言。

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帰り際に他に3点を購入しました。

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奥から紅茶のタルトレット、グリオットピスターシュ、フォレノワール。

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どれも奇をてらわず伝統に則って忠実に作られたという印象。例えばフォレノワールを挙げると最近はキルシュのクリーム部分をムースにしてコンテンポラリーに仕上げたものが多い中、こちらのものはまさにトラディショナルな作りで、それに逆に感動。

紅茶のタルトレットはパートシュクレの焼き具合、クリームの上品で優しいアールグレーの香りと甘さ加減、そしてそのとろけるような柔らかさ、シンプルな構成であるためなおさらパーツの完成度とバランスが顕著に現れた一品でした。そしてグリオットピスターシュの方も昔からあるお菓子といった印象のクラシックなお味。

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花の都と呼ばれるだけあり観光客も多いパリ。ここ数年お菓子屋さんがやたらに増えて、お菓子の質よりマーケティングにばかり重きを置いているような印象のビジネスも多く、有名店でがっかりという経験もよくある中、ここはホッとできるお菓子屋さんの一つです。。。

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友人を訪ねて

Posted by on Apr 21, 2015 in Quoi de Neuf ?   | Leave a comment

 

皆様こんにちは。

パリ生活も後半に入り製菓の方もますます忙しくなってきたので駆け足ブログになってしまいますがーーー

週末金曜日の製菓試験が終わったその足でバスク人の友人が住むスペインのBilbaoを訪れました。

パリから飛行機で1時間半。あっという間に人も雰囲気もガラッと変わり、聞こえてくるのはスペイン語。空港まで迎えに来てくれた友人の車で家に着いたのは夜中の12時近くになっていました。

次の日の朝窓の外を見てみれば素敵な景色が広がっています。

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イギリスからの友人も合流して3人で積もり積もった近況報告に花が咲き、お昼は友人が腕をふるってくれたパエリアをご馳走になってから街へ繰り出しました。

2年前に訪れたサンセバスチャンはここから車で確か1時間ほど。景色も似ていますがあちらよりも観光客はずっと少ないないのでローカルなバスクの生活感が感じられます。

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教会では次の日の日曜礼拝のパイプオルガンのリハーサルが行われていました。

 

 

お菓子屋さん。

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ガトーバスク。

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夜は地元料理が食べたいとリクエストし、スペインの赤ワインやイベリコ豚の生ハム、タコのパプリカ風味などたくさんのお料理に舌鼓を打ちました。

 

あっという間の週末旅行でしたが日曜にパリへ戻ってきて、パリの飛行場から電車で市内へ。電車を降りて駅の階段を登ってきたらーーー

 

 

そこにはなんとも美しい春のパリの日曜日の風景が広がっていました。

ここの人々もそうだけど、スペインの人々はますます楽しそうにワイワイ笑って飲んで食べてたなー。

バンクーバーに戻ったら、子供達の事や日々の些細なあれこれにガミガミする生活はもうやめて、小さなことに心から楽しむ、そんな生活や人生にしようと心から感じた友人達との再会と週末の小旅行でした。

 

気ままな土曜日の過ごし方

Posted by on Apr 12, 2015 in Quoi de Neuf ?   | Leave a comment

 

金曜日の陽気と打って変わり昨日の土曜日は少し肌寒い一日。夕方ザーッと夕立が来てちょうど外出先から戻るところで帰り道革のジャケットが雨に濡れてしまいました。

朝は起きてみれば頭痛が。金曜の晩はそれ程ワインを飲んだわけでもないと思うのですが、旅先ではなお体が敏感になっているのでしょうか。今日は製菓の講習会があるのにこんなじゃいけないと無理矢理起きて、焼きたてのパンを買いに徒歩で5分のブーランジェリーへ。こちらのブーランジェリーは朝7時には開いていて週末は特に朝から人々が買いにやってきます。このお店はパリに何店舗も展開する有名店。昨日も朝から5〜6人のお客さんが並んでいました。

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平日は朝食を取る暇もないので熱いお茶と焼きたてのパンをゆっくり味わえる朝はホッとするひと時ーーー

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午前中少し課題の勉強をしてから午後は単発の製菓講習会へ。

さて今日は大丈夫かしらと朝から落ち着かなかったけれど、フランス人の受講者たちに混ざりまずは自己紹介から。あ〜あまたこれが来たかと思いながら自分の順番が来るまで咄嗟にセリフを頭の中で組み立てようとする。。。こんな場面にはもう何度も遭遇してきたので一通りぎこちなく自己紹介した後、残念ながらフランス語はうまく喋れないけどヨロシク。と大きな声で宣言してどっかりとど真ん中の席に腰を下ろし、レッスン中は時々隣に座った女性に「え?今先生なんて言った?」などと迷惑も顧みず時折コソコソ質問するーーー

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講習会の帰り道は土砂降りに遭遇してしまいましたが地下鉄を降りて地上に上がってみれば雨は止んでおり、そういえばここは夕立が多いところだったんだ。。。

 

滞在先近くのグルメお惣菜店で今晩の夕食を購入。

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ここは数年前に誰よりも食いしん坊の私の母が見つけたお店。お値段は高いですがその辺のレストランで食べるより美味しいお惣菜が沢山。

 

買ってきた本日の夕飯: メインの牛と野菜の煮込みとセロリアックのピュレ、サラダ2種。Rhône地方産赤ワイン。

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なんだか疲れが溜まっているような。また明日から一週間大変だ〜。

 

金曜の晩は美味しいワインと気軽なフレンチで

Posted by on Apr 11, 2015 in Quoi de Neuf ?   | Leave a comment

 

毎週金曜の筆記と実技試験が終わるととても解放気分になり、外を歩けば昨日は特別ポカポカ陽気で街は大賑わい。友人と夕飯に出かける約束があり待ち合わせ場所まで歩く道すがら、有名カフェLes deux Magotsの前を通ればカフェやワインでお喋りに講じる人々でいっぱい。

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毎年来るこの公園も花々が咲き誇っていい季節になってきました。

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デパートLe Bon Marcheが今日の待ち合わせ場所。

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待ち合わせに遅れてやって来た友人と向かったのは近くのビストロ。

お料理はカジュアルフレンチ。テーブルクロスなしで気軽なお店の雰囲気とお給仕係の人達が皆感じが良く、メニューも日替わりで夜の3コース38ユーロとお手頃なのもあり、小さな小道にあるにもかかわらず通りかかるといつも満席のレストランです。

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さて、私は人と飲むのが大好きなので今日は張り切ってフランボワーズのキールから始まりサービスの突き出しは卵のムース。

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前菜はrougetというスズキ科のお魚の冷製スープ。個人的にこのお魚が好きなので選んでみましたが大変美味。

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ここで赤ワインのハーフボトルを当てずっぽうに頼みましたがこちら大正解の一本でした。

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主菜は羊の胸腺のソテー。量が多くて半分ぐらい友人に食べてもらうことになりました。向こう側に写っているのは友人の頼んだ豚肉の一品。

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こちらは食事の際チーズはデザート時に食べる習慣ですが今日のはAuvergne地方のSaint-Nectaireという種類。香りが複雑で大変美味しいチーズ。

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夕飯の時間としては早い7時から始まったディナー、9時を回るころにはドアの外にはテーブルをー待つ人々の列ができていました。

 

ホロ酔い気分で外に出れば夜はこれからと言わんばかり。いつものカフェの前を歩けば昼間とはまた違った趣。向かいの教会ではコンサートがあった様子。

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そこには目に眩しいネオンはなく柔らかい照明に浮かび上がるのはあまりに美しい古い建築物。カフェやレストランで静かにおしゃべりに講じる人々の姿。夜のパリには大人の時間が流れていきます。そんな当たり前のヨーロッパの夜の街の風景が嬉しくていつまでも帰りたくない金曜の晩でした。