Archive Dec 26, 2019

主役はやっぱりAmarone

Posted by on Dec 26, 2019 in Quoi de Neuf ?   | Leave a comment

 

 

皆様こんにちは。

クリスマスいかがお過ごしでしょうか。

私はといえば、今年の仕事納めである先日22日は一部のご参加者の方々のご都合があり急遽ワークショップ開始時刻を1時間早めることになり、、、

土壇場の時間変更、おまけに予定より早起きしないといけなくなってしまったのにもかかわらず温かくご了承くださった皆様に感謝の気持ちを込めて、ワークショップ開始前の朝にコーヒーと焼き菓子ミーティングをオファーすることにしたその準備の緊張のためか夜中の3時にパッチリ目が覚めてしまい。

 

何はともあれ今月も多くの皆様に教室へ足を運んでいただき、全ての日程が無事終了しました。どうもありがとうございました。

余談ではありますが今年クリスマスケーキの製作依頼をくださった方々のご依頼にお応えできず誠に申し訳ございませんでした。来年度以降もクリスマスのお菓子製作依頼にはこの時期の忙しさでなかなかお応えできないかな、、、とも思うのですがご理解頂けたら幸いです。

 

至らぬ点の多々ある教室ではありますが皆様に長年支えられてきて今日があるーーー感謝の気持ちでいっぱいです。

2020年はさらにさらに楽しく、笑いと美味しさと幸せを運ぶ教室となりますよう、真心込めてワークショップをお届けしていきます。

常々教室をご愛顧くださる皆様、今年も本当にどうもありがとうございました。

 

 

さて、我が家のクリスマス。

オットのイタリアンなファミリア大一族はカナダのあっち側トロントとイタリア各地にいるため我が家のクリスマスは大概家族4人で静かに過ごすが例年のお決まり。

そして私にとってクリスマスはプレゼントよりもお料理よりもノエルのお菓子よりも、自分が飲むアマローネが気持ちの中心です。

そもそもバンクーバーで出回る種類の少ないアマローネ、酒屋を数件回っても気に入った一本に巡り合わず。最後の最後に足を運んだ某店で、鍵のかかったワインセラーに入れてもらってあーだこうだと相談ののちに選んだのがこの一本

 

モンテフォルテ・ダルポーレに位置する家族経営の小さなワイナリー、プラのアマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ。

こちらのワイナリーはワイン造りに化学薬品一切不使用。オーガニック農法で収量の少ないブドウから造りあげられる高品質なワインたち。

この一本は癖のある味が好きな人向き、だそうで今回キャンタージュにも普段の2倍時間をかけてーーー

 

 

このワインに合わせるお料理として、今年のクリスマスのメインディッシュはビーフ・ウェリントン。

イギリス発祥のお料理で私の大、大好物。

 

牛肉のフィレミニョンの他マッシュルームデュクセルとスイスチャードを使い、パイ生地で焼き上げました。

 

 

そして今宵の主役、愛しのアマローネ。

アルコール度数は16.5パーセントと高いながらも飲み口軽めの一本だったため準備したフィレミニョンのお料理に大変しっくりと合いました。

個人的にはもう少し酸の低い方がもっと好きですがーーー上質なワインを飲むひと時はやっぱり何にも代えがたい幸福感が満ち満ちて。あちゃ〜

2020年またさらにアマローネ界を開拓していきます。

 

 

2019年ノエル、もちろんこちらのお菓子を頂きます。

 

ワークショップのほか、今年お世話になった方々へ差し上げる一台としても今月一体何度これを作ったことか。材料のホワイトチョコレート、5キロの巨大塊を先月購入しておきましたがもちろん足りませんでした。

焼き菓子もいいけどこういう生菓子は箱を開けた時のサプライズな喜びも一層のようで、年末のご挨拶として差し上げた方々には多くの賛辞を頂戴いたしました。

製作手順はもちろん空で完璧に暗唱できますよ。

ピナコラーダを連想して作ったトロピカルなパーツがその美味しさの最高のキーポイント。思いの外失敗なく作れるところも自慢の一台。クリスマスだけでなく一年を通して作っていただきたいお菓子です。

 

 

以上、駆け足で過ぎた ”2019クリスマス当日・私の場合”。

私にとってやはりこの時期時間をかけるのも力を注ぐのも仕事が中心にはなりますが、それでも大切な事には必ず計画的に時間と気持ちと体力に余力を残して、美味しいワインと手作りのお料理、手作りのノエルのお菓子、を家族で囲む丁寧な時間を来年も再来年も、毎年毎年大事にしていきたいとしみじみ感じています。

皆様引き続き素敵なホリデーシーズンをお過ごし下さい✨

 

 

Lifestyle with Love & Gratitude 🎁 Reikocakes Cooking Studio

If more of us valued food and cheer and song above hoarded gold, it would be a merrier world. — J.R.R. Tolkien