Archive Nov 1, 2017

Palais Garnier

Posted by on Nov 1, 2017 in Quoi de Neuf ?   | Leave a comment

 

 

皆様こんにちは。

今週末納品のお菓子の大口注文製作を控え、慌ててパリから戻ってきました。

パリ滞在中はバンクーバーに残してきた子供達の学校とのやり取りや、教室にご参加くださる皆様との様々なメール業務連絡が毎日てんこ盛りで、パリにいながら心はバンクーバーに残したまま。という感じでもありましたが、向こうではいつもに増して素敵な出会いや学びがありました。

今後レッスンで皆様により充実した学び多き時間を過ごしていただけるよう、そして毎回のレッスンに少しでも磨きがかかるよう今回の収穫を胸に日々ますます精進してまいりたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

パリ滞在日記の追記としてーーー

パリ・オペラ座でのバレエ鑑賞、夜公演で行ってきました。

 

開場時間まで、近くのカフェでキール・ロワイヤルを飲んで時間を待ちます。

 

 

薄暗くなってきた劇場前はすでに大賑わい。

 

 

 

写真下は劇場内を入ってホールまでの廊下。

このボルドー色とゴールドのコンビネーションはなんだかロンドンのオペラハウスを思い出させます。

 

数ヶ月ぶりに見るシャガールの天井画ーーー

 

どうやら本日満席のようです。

 

座席はオーケストラも見えるオーケストラストール前方席。

 

 

この日は花形エトワールが何名も出演し、品目はモダンバレエ3作:

20世紀最大の振付家の一人、ジョージ・バランシン振付のAgon、日本人振付家勅使河原三郎氏のGrand Miroir、そして私の中で今日の目玉作品、ピナ・バウシュ振付のLe Sacre du Prantemps(春の祭典)です。

 

 

今回の公演を振り返り、ダンス以外で特筆すべきこと第一点目は、勅使河原氏の作品でバイオリニストの諏訪内晶子さんがソロでバイオリンを弾いていらしたこと。

勅使河原氏の作品を、諏訪内晶子さんのバイオリンで、パリ・オペラ座のエトワールたちが踊る。こういう乙な組み合わせはさすがパリ・オペラ座です。

彼女が長い黒髪をなびかせ美しい姿で奏でる素晴らしいバイオリンの演奏。なんだか素敵なサプライズプレゼントを頂いた!という感じでした。

 

 

公演最後は一番楽しみにしていたピナ・バウシュ振付のLe Sacre du Prantemps。モーリス・ベジャール氏振付のそれを見たのはかれこれもう20年ほど前、ピナ・バウシュ振付のものは今回が初めてです。

さて、今回の公演で特筆すべきこと第二点目はーーーこの演目用の舞台演出。

こちらが始まる前の幕間のインターバルの間、舞台の幕が開いたかと思うと裏方さんたちが何やらせっせと作業を始め、

そのうち大量の土を運んできて舞台上にその大量の土を敷き始めました。

まさか!この土の上でダンスするのでしょうか。

 

というわけでいよいよ始まりましたーーーー

総勢30名ほどのダンサーたちがストラヴィンスキーの音楽に合わせ土の上を裸足で踊るという、恐ろしいぐらい圧巻の迫力。

途中土埃を上げて激しく踊る女性エトワールの胸がはだけ(ええっ!!)、最後までそのまま踊ってたあれは、、、果たして事故か演出か??

私としては見てはいけないものを見ている気がしてしまいもう相当びっくりしました。。。じ、事故だったんじゃないかな。。。

ダンサー達はもちろん最後は土まみれ。観客達のスタンディングオーベーションで公演は名残惜しくも幕を閉じました。舞台上はどこもかしこも土だらけできっとこの後の舞台清掃は相当大変だ〜

 

 

終演時刻は夜10時を回り、オペラ座を後にして後ろを振り返ってみればーーー

麗しき壮大な建物はくっきり誇らしげにその姿を浮かび上がらせていました。

 

 

 

雨を覚悟してバンクーバーに戻れば、秋晴れ紅葉真っ盛り!今晩は月も良く見える〜〜♪

11月のレッスン、間もなく始まります。ただいま追加開催を今月後半で検討中です、参加ご希望の方は是非お問い合わせくださいませ。

そしてレッスンにご参加くださいます皆様、フェスティブな年末に向けて楽しい集まりのために作りたい!美味しい品々の数々をご紹介していきますのでどうぞよろしくお願いいたします。

フランス菓子・パン・おもてなし料理のトータルクッキングスタジオReikocakes

.

.

.

.

.

.