Archive Sep 25, 2016

Pain de Gênes aux Pommes

Posted by on Sep 25, 2016 in Quoi de Neuf ?   | Leave a comment

 

夏休みがこの間終わったと思ったら、日に日に秋の気配が濃くなってきて、、、気がつけばもう9月も終わりになります。

今月のReikocakesではこれからの季節に是非堪能して頂きたいお菓子、りんごのパン・ド・ジェーヌをご紹介しました。

このお菓子はタルト・タタンのアレンジバージョン。タルト・タタンはバンクーバーではあまりお目にかかりませんが、その昔、私が日本のパティスリーでの修業時代秋に店頭に出ていた定番商品。パリでも何度となく食べてきました。

そのタルト・タタン、どちらかと言えばりんごそのものを楽しむお菓子で生地部分は大概パート・フュイエテ(折り込みパイ生地)を底部分に使用し、生地は主役のりんごの受け皿としての役割、というのが個人的に感じる印象。私的には生地そのものももっと楽しめるお菓子にしたいなという思いがありました。それに加えて去年パリで食べた有名パティシエ監修のタルト・タタンのりんご部分の処理方法になるほどそうか〜。と目から鱗の思い。こんなりんごの処理方法でタルト・タタンとは別の、りんごも生地も両方が主役のお菓子にーーーと試作を重ねてきたお菓子です。

レッスンへご参加くださった皆様にこれからの季節、様々な機会に作って頂けたら心から嬉しいですーーー

 

 

 

 

 

ご参加くださった皆様方に、生地がすごく美味しいというお声を沢山頂きました。生地だけストレートで焼いてもしっとりふんわり香り高く十分な美味しさのフランスの伝統菓子の上にとろけるような柔らか〜い飴色のりんごをがどっしりと乗っかったこのお菓子。添えるクリームもクレーム・シャンティに更に味の奥行きを出した美味なクリームを使用。形が崩れにくいので持ち運びもしやすいのでお呼ばれに持って行くにも最適です♪

 

さて、レッスンにご参加くださったRさんは夏の間フランスご出身のご主人様のお里帰りでフランス西部にあるLa Rochelleへご一家で滞在し、大変充実した休暇をお過ごしになってきたそう♪ その彼女から、そこからほど近い島、île de Ré の特産のお塩と、そちらのお塩を使った塩キャラメルを頂きました。

 

どちらも本当に美味で感激致しました。上質なお塩は教室の料理担当シェフがあちこちのものをコレクションしているので彼に見せたら大喜びでした。

私は3年前にバスク地方に行ったのを最後に、ここ2年程は毎度渡仏してもずっとパリに1人で滞在していて地方まで足を伸ばしていないのですが、地方の様々な特産物の質の高さや伝統ある地方菓子は本当に素晴らしいですよね。

Rさん、ご旅行は小さなベビちゃんも一緒でいろいろ大変でしたでしょうに、とっても素敵なお品の数々をわざわざお持ち帰りくださいまして本当にどうもありがとうございました。

 

 

 

それからこちらはイギリスに夏の間ご滞在していたというY子さんから。

 

今回Y子さんは初のイギリス訪問ということだったので、私の独断と偏見でロンドンのお勧めの滞在場所や(自分が昔住んでた地区です。。)お勧めのアフタヌーンティーのスポットを(自分が昔お世話になった仕事場です。。)ご出発前にお伝えさせて頂いたのですが、私の勝手な提案を採用してくだいました。。。大した情報はなかったかもしれませんが少しでもお役に立てたのであれば幸いです。。。

Y子さん、お心遣い本当にどうもありがとうございました。

 

最後に、お嬢様のバレエの特訓で日本に夏の間帰国していらっしゃったA美さんから沢山日本のお品を頂きました。

 

いつもA美さんとお嬢様との二人三脚での頑張りぶり、本当に頭が下がります。。。ほぼ毎日あるバレエの練習の合間を縫って、学校の宿題はバレエに持っていってやっているそうです。。。

 

そしてこちらひよこは以前にもA美さんから頂いた際、下の息子が気に入って一箱ほとんど全て1人で食べ尽したというのを覚えていてくださって、また息子のために日本から大きな大きなひよこの箱を持って帰ってきてくださいました。。。

A美さん、こんなに沢山、本当に恐縮しております。次回またお目にかかる際、待っててくださいね☆

 

来週末からは10月のレッスンが始まります。旬のかぼちゃってこんなに美味しいタルトのご紹介です。こちらもどうぞよろしくお願い致します。

9月のレッスンにご参加くださいました皆様、ご参加本当にどうもありがとうございました。