Archive Apr 11, 2015

金曜の晩は美味しいワインと気軽なフレンチで

Posted by on Apr 11, 2015 in Quoi de Neuf ?   | Leave a comment

 

毎週金曜の筆記と実技試験が終わるととても解放気分になり、外を歩けば昨日は特別ポカポカ陽気で街は大賑わい。友人と夕飯に出かける約束があり待ち合わせ場所まで歩く道すがら、有名カフェLes deux Magotsの前を通ればカフェやワインでお喋りに講じる人々でいっぱい。

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毎年来るこの公園も花々が咲き誇っていい季節になってきました。

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デパートLe Bon Marcheが今日の待ち合わせ場所。

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待ち合わせに遅れてやって来た友人と向かったのは近くのビストロ。

お料理はカジュアルフレンチ。テーブルクロスなしで気軽なお店の雰囲気とお給仕係の人達が皆感じが良く、メニューも日替わりで夜の3コース38ユーロとお手頃なのもあり、小さな小道にあるにもかかわらず通りかかるといつも満席のレストランです。

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さて、私は人と飲むのが大好きなので今日は張り切ってフランボワーズのキールから始まりサービスの突き出しは卵のムース。

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前菜はrougetというスズキ科のお魚の冷製スープ。個人的にこのお魚が好きなので選んでみましたが大変美味。

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ここで赤ワインのハーフボトルを当てずっぽうに頼みましたがこちら大正解の一本でした。

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主菜は羊の胸腺のソテー。量が多くて半分ぐらい友人に食べてもらうことになりました。向こう側に写っているのは友人の頼んだ豚肉の一品。

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こちらは食事の際チーズはデザート時に食べる習慣ですが今日のはAuvergne地方のSaint-Nectaireという種類。香りが複雑で大変美味しいチーズ。

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夕飯の時間としては早い7時から始まったディナー、9時を回るころにはドアの外にはテーブルをー待つ人々の列ができていました。

 

ホロ酔い気分で外に出れば夜はこれからと言わんばかり。いつものカフェの前を歩けば昼間とはまた違った趣。向かいの教会ではコンサートがあった様子。

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そこには目に眩しいネオンはなく柔らかい照明に浮かび上がるのはあまりに美しい古い建築物。カフェやレストランで静かにおしゃべりに講じる人々の姿。夜のパリには大人の時間が流れていきます。そんな当たり前のヨーロッパの夜の街の風景が嬉しくていつまでも帰りたくない金曜の晩でした。