Archive Dec 8, 2012

クリスマスに毎年焼くお菓子

Posted by on Dec 8, 2012 in Quoi de Neuf ?   | Leave a comment

去年の暮れから1年間漬け込んだドライフルーツを使う時がやって来ました。ギフトとして差し上げるケイク・オ・フリュイ作りに♪

 

イギリスに住んでいた頃はあちらの主流のクリスマスのお菓子は生クリームを使ったケーキよりも伝統的な漬け込みのドライフルーツを使ったものがほとんどーーーミンスパイをはじめ生地よりフルーツの割合の方が多いくらいのどっしりとしたフルーツケーキやウイスキーの香るクリスマスプディングでありました。

去年の暮れに教室でご紹介したフルーツケーキレシピはイギリスのもの程どっしりとせずケーキの生地自体も香ばしくとっても美味しい生地にアレンジして仕上げてあります。ドライフルーツやナッツの深い味わいには必ず深い味わいのダークな洋酒を贅沢に使って。芳香な香りのこのケイク、我が家では日頃からお酒を使ったお菓子でも本物の味わいを食べさせる事は当然として子供達にも食べさせているのでこれももちろん家族全員で食べます。

市販のもので美味しいケイク・オ・フリュイを探し回るより、自分で作ると漬け込みフルーツや生地の配合、お酒の効き具合も調整できるので好みのものが食べたければやはり手作りに限ります。

去年の暮れから作っていなかったので約一年ぶりに焼く今年のものは漬け込みフルーツも1年間熟成されて焼き上がりもますますいい香り。

   

 

クリスマス前になるとこれを何本も焼き、デコレーションをして日頃お世話になっている方々に年末のご挨拶も兼ねて差し上げています。

ご家庭にお子様がいらっしゃると子供が好きなものを中心に作りがちのお菓子ですが、クリスマスぐらいはラム酒が香る大人向けのお菓子を焼いて食後酒と共に楽しむのもいいですよ〜。