Lesson : Lunch with the Girls — Petit Pains de Seigle aux Canneberge

Posted by on Jan 21, 2018 in Quoi de Neuf ?   | Leave a comment

 

 

皆様こんにちは。

時々青空が覗いたかと思ったら雨が降ったり。1月のレッスンが昨日終了し、今日はのんびりした日曜日となりました。皆様はいかがお過ごしでしょうか。

我が家の最近の嬉しいニュース。

ここのところ頻繁にハミングバードが来ています♪♪

今日は誰もいない我が家で私一人仕事をしていたのですが、ジジッという鳴き声が聞こえたのでガラス越しに外へ目を向けてみれば、グリーンメタリックに輝く一羽がお出まし😍

ただいま満開中のクリスマスローズの蜜をあの細長〜い口ばしで吸いながら静止飛び。そのえも言われぬキュートな美しさに私は息を潜めて観察しておりました。

今日は随分と長い間我が家に滞在。大変用心深く相当素早いので写真撮影には未だ成功しておりません

他の鳥たちとは違うちょっと不思議な存在感のハミングバードの虜になっている私はあと数ヶ月したら彼らの好きな花々を購入して我が家を彼らの園にする予定✨ 去年のうちに予約購入した新入りの薔薇姫が春にアメリカから届くので、今年はますます花々が増えて忙しくなりそうな、嬉しい予感です。

 

 

 

さて、Reikocakes1月の教室全日程が無事終了しました。

2018年最初のレッスン、気持ちもあらたに皆様を教室にお迎えしたいという思いで、浄化、新生の意味のあるユーカリをアレンジしました。

 

 

清涼感のある清々しい香りが広がります。

 

 

今月は”手作りパンのある暮らし”レッスン。ご紹介していたのは私が大好きなライ麦を使ったパン。漬け込みを経てジューシーさと香りを増したクランベリーと品のある香ばしさののピスタチオを加えました。

 

今回のパンに入れるフィリングについてレッスン中ご質問をいただいたのですが、フィリングを選ぶ際私が気をつけていることは、フィリングが生地に対して主張をしすぎないということ。食べた時の主役はあくまでもパン自体の美味しさであり、よって味や香りの主張の強いフィリングや、要素の違う色々な素材をあれこれ入れて複雑化しない、というのが私流のルールです。これは去年の11月のレッスンでご紹介したクグロフについても同様です。

 

配合がシンプルなハード系のパンはまず生地の旨味を引き出した生地作りをすることが大変重要な点になります。それに加えて焼成の際しっかりとクープが開き、パリッとしたクラストに焼き上げることがハード系特有の美味しさに仕上げる鍵となります。

生地の旨味をしっかりと引き出した製法で、それをパリッと焼き上げた素朴な美味しさのパン。焼きたてを頬張るその瞬間ーーーこれは自分で作らないと知ることのない、そして味わえないこと。

レッスンにご参加の皆様なら既にご存知のことですが、これが大層病みつきになります。

朝が早くで体力的にもかなり辛いパン作りの仕事、これをかつてしていた頃の私の原動力となっていたのは、”パン達をオーブンから出す瞬間の喜び、焼きたてのパンの香りに包まれ、そしてそれらを味わえること” 以外のなにものでもありませんでした。

 

 

熱々のパンに美味しいバターを溶かして淹れたてのコーヒーと一緒にブレックファーストに。若草の香りのエクストラバージンオリーブオイルをパンに浸しながら白ワイン片手にチーズプレートとともに夕暮れ時に。

レッスンでは焼きたてのこのパンと一緒にフランス料理の調理法を使ったムースや地中海の素材をふんだんに使ったお惣菜を、セレクトしたワインをペアリングしてご紹介しました。

 

 

2018年は幕を開けたばかり。素敵な皆様のお顔を今年初めのレッスンで拝見することができて本当に何よりでした。

これからもますます美味しい喜びを皆様と共有していきたいと願っています。レッスンにご参加くださいました皆様、本当にどうもありがとうございました。

 

Love & Gratitude 🎁 Reikocakes French Pastry and Cooking Studio