季節を愛でるシンプルレシピ

Posted by on Jul 3, 2017 in Quoi de Neuf ?   | Leave a comment

 

 

皆様こんにちは。

今日はジュレのお話。

4月のレッスンでご紹介したマルコポーロのジュレは、レッスンにご参加くださった皆様に大変喜んで頂きまして、本当にどうもありがとうございました。

今回ご紹介するのは今がシーズン真っ盛りの果物を使ったレシピです。

ファーマーズマーケットやオーガニックのスーパーマーケットでちょうど今並んでいるこちら。使い方が分からず横目に通り過ぎているかもしれませんが。。。

 

グロセイユ(赤すぐり)。英語名はRed Currant.

美しく光り輝くこの実は夏のほんの短期間しか出回りません。季節の味をシンプルで失敗知らずのレシピで愛でる。ルビーのように美しい真夏のジュレ作りですーーー

 

 

*:・゜。*Gelée de Groseilles / Red Currant Jelly*:・゜。*

モスカートワイン風味のグロセイユのジュレ

 

《材料》

グロセイユ(赤すぐり)            1パック(約300g)

グラニュー糖                 グロセイユの重量の60〜70%

レモン汁                   1/4個分

モスカートワイン(orお手持ちの白ワイン)   25ml

 

*:・゜。*:・゜*:・゜。

 

《手順》

、グロセイユは洗って茎から身を外す。

、グロセイユとグラニュー糖を鍋に入れて中火にかける。

火にかけ始めて最初はこんな感じですが、

 

温度の上昇と共にあっという間に果汁が出てきます。


 

、そのまま5分ほど中火で煮る。

、ボールに漉す。

 

多少ゴムベラで身を押して水分を出す。

 

、グロセイユのジュースを鍋に戻します。こんなに綺麗なルビー色です。

 

レモン汁とモスカートワインを加えて中火の強にかける。

 

、絶えずかき混ぜながら煮詰める。灰汁を取りながら。

、泡がこんな感じで小さくなってきたら、

もうそろそろ出来上がりの合図。

5月のジュレのレッスンにご参加くださった皆様、煮上がりの見極め方法覚えていらっしゃいますか〜

 

、熱いうちに殺菌消毒したジャム瓶に移し、長期保存の場合はレッスンでもご紹介した瓶の密封処理をしますが、グロセイユ1パケットでおよそ250mlのジャム瓶1瓶が出来上がり量。長期保存というよりも夏の終わりまでに食べ切ってしまうかもしれません、、、

 

鮮やかな色彩と透明感が美しいジュレ。プルンプルンで甘酸っぱ〜い。

 

5月のレッスンでご紹介したマルコポーロのジュレは気品あるお味なのに対し、こちらは酸味のある素朴な美味しさ。あちらと同じく病みつきになります。

ワインを入れなくてももちろん作れますが、モスカートなど風味の良いワインを入れることにより一層フルーティに楽しめます。

果肉が入るコンフィチュールとはひとあじ違う繊細な味と食感がジュレの魅力。

教室へお越しくださっている皆様、お作りの際は是非ご報告くださいませ*:・゜。*

4年ぶりのレシピ更新でした!

 

フランス菓子・パン・おもてなし料理のトータルクッキングスタジオ Reikocakes