Herman Schmerman by William Forsythe

Posted by on May 1, 2017 in Quoi de Neuf ?   | Leave a comment

 

皆様こんにちは。

今日から5月!この間までだんだん春!と言っていたのが今度は少しづつ暦は夏に向かって来ましたよー

息子のバレエ稽古の事でパリへ発つ直前にダンススクールから連絡があり、今後どれだけ本腰を入れてやるのかどうかに関わる事で、只今ちょっと岐路にあるような。。。息子がバレエを始めるきっかけを作ったのは私かなと思うと責任も感じてこれからどうすべきか少し悩んでいる今日この頃ですがーーー

 

今回もパリ・オペラ座へバレエ鑑賞に行って来ました。

 

いつ訪れても何度見てもその魅力が褪せることはない、シャガールの天井画。

 

 

今回はオーケストラストール最前列の席でした。

 

プログラムは主にWilliam Forsythe 氏振り付けによる小作品集。その中で特筆すべきは”Herman Schmerman”。

 

振付の素晴らしさはもちろんのこと、Thom Willems氏によるヴィヴィッドな音楽、Gianni Versace 氏デザインのシンプルな中にどこか官能的なコスチューム、そしてダンサー達の力強いダンスが融合して出来上がった一瞬の芸術。これぞ究極のアート、心から感動したひと時でした。

同じくWilliam Forsythe/Thom Willems コンビ作品である” In the Middle Somewhat Elevated”を、かつてロンドンのサドラーズウェルズにて, 永遠のスターダンサーSylvie Guillemによる踊りで鑑賞した事を懐かしく思い出します。。。

 

さて今回パリ・オペラ座バレエ学校出身で、中国人としては初、パリ・オペラ座バレエ団にこの間雇用されたばかりというフレッシュなダンサー、Chun Wing Lamさんが出演されていました。

伸び伸びした明るさとバネのある力強さを持つ彼の踊り。外国人が少ないバレエ団で色々大変だと思うけど、、、とっても感じのいい若手ダンサーという印象でした。

一体こちらどなたかしら?ーーーと後で調べていて見つけた彼サイトに、タイムリーにも私が観たパフォーマンスの事も載っています。自身のバレエ生活や毎回のパフォーマンスについてなど、踊りに対してとても素直で誠実な姿勢が感じられる文章を書いていてとても好感が持てました。

 

またここで彼のダンスを観るという巡り合わせがあるかもしれない。プロのダンサーとしての彼の人生は始まったばかり。陰ながら応援していきたいなと思いました。